「食わず嫌い」がない、なりに…
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食わず嫌い王決定戦、やってみたいって思う人 結構いると思う。
そして私は、やったことがある。
確か8年前で22歳だったような気がする。
友達(男子)と電話してて
『アレ、やりたいよな~?』って話から始まり
本当にやってみることにした。
お互い、一人づつ厳選し、梅田の「やぐら茶屋」にて集合。
私は『鶏肉の皮が大っ嫌い』というバイト先で仲の良かったの女の子。
彼は『納豆なんて見た瞬間吐きそうになる』という大学の同じゼミの男の子、
を引っさげた。
ちなみに言い出しっぺである我らが
『とんねるず(ホスト)』側 にまわったのはお互い
『嫌いな食べ物が無かった』 からだ。
『嫌いなものを平静を装って食べる』演技をしたいのに
嫌いなものが無いというのは哀しいというか。
二人して「平静を装う演技、したいもんやよなぁ…」
なんてぼやいてたのを覚えている。
勝負では、メニューから4品づつ、計8品を注文し交互に食べてもらった。
でも残念ながら、両者「嫌いなものを平静を装って食べる」
という技を 持っていなかった。思いつきもしなかったようだ。
好きなものをとても美味しそうに食べ
嫌いなものに対しては不快な表情を浮かべたあげく
おしぼりを口にあて『絶対、無理…』とまで言った。
泉谷しげる、じゃあるまいし…。
ホストである我らはとてもがっかりした。
私はキチンと、プチ色紙と筆ペンまで用意していたのだけど
もうどうでも良くなってしまった。
そうしてその『食わず嫌い王決定戦』は小さなコンパで終わってしまった。
嫌いな食べ物があって、演技したいそんな方、是非おっしゃってください。
場は、整えますから。