毎日食べても飽きない

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「PIANO PIANO」のキッシュ。
かれこれ2ヶ月は連チャンで通っています。ランチです。ハイ。

そもそも「キッシュ」なんてものに無縁の人生、
かつ、お人柄です。
立ち飲み屋でくだを巻いているのがお似合いな私が、
何故ゆえ「キッシュ生活」に
足を踏み入れてしまったのか…、
自分でもよく分りません。

しかし、偶然初めてそれを口にした時、
もんのすごく衝撃的だったのを覚えています。

「姉さん 事件です」

姉にメールを送ってしまった程です。

クリーミー&ジューシーで芳醇、
旬の野菜ふんだんで、
香り、旨味、共に身にしみ入ります。
ほのかに香る香辛料の燻し銀技。
パイ箇所(って変な言い方やな)は
秋の落ち葉のごとく繊細でパリパリサクサク。
んでそれらがお口の中でJAMセッション。

私には奇跡的な味に思えたのです。
「か、完璧や…」と。

それから、キッシュに興味を覚えた私は何店か回り、
他の味も確かめに行きました。
が、大抵のそれらはがっかりするようなものばかり。

「てめえにキッシュの名はやらねえ。
 この卵焼き崩れが!」
心で何度呟いた事か…。

さて、そんなこんなで毎日通うPIANO PIANO。
そこでの四方山話はまた次回。(続く)

※キッシュを知らない人のために。
【キッシュ/きっしゅ】
…塩辛いタルト(ケーキ)のようなもの。
 卵、野菜、牛乳や生クリーム等を
 ふんだんに使用。美味しい。

毎日食べても飽きない2

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毎日通うものだから、当然店員には
すっかり顔を覚えられています。

が、酒の入っていない時の私は
極度の人見知りなので、
いつまでたっても「新規」。
注文も一からしなければなりません。毎日。

というのも、ここのランチはA・B・Cの
3種のコースがあり、
Aだけでもまた項目があるわけで…

【前菜】
スープorアンティパスト
【メイン】
パニーニorキッシュ
【デザート】
※ここではドリンクを追加するのか問われる

店員は私がいつも同じものを頼む事を
知ってはいるものの、やはり一から尋ねます。

私は少し恥ずかしい気持ちで、伏し目がちに
「Aのセットでアンティパストにキッシュを下さい。
 ドリンクは(お金ないから)要りません」
とアホのオウムみたいに繰返すわけです。毎日。

そんな中、嬉しいような悲しいような人物が
登場しました。
イタリア人ともフランス人ともとれぬ異国の店員
「ピエトロ(仮名)」です。
(続く)

毎日食べても飽きない3

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20100411_805192

そう、ピエトロ(仮名)の御登場です。
 彼は日本語が不自由です。

 大阪ど真ん中の飲食店、沢山客の入るキャッフェで、 
堂々と異国語を通用させています。

 ある日、彼が注文を取りに来ました。 
私がやはり少し恥ずかしい気持ちで
口を開こうとした時、
 先手を打ったのは彼でした。 

「Aセットゥ、アンテュイペステァ、キュイッシュ、エン…、
デュリンクノー?ンーフン?(smile)」 

更に恥ずかしい気持ちになりながら私は、 
小刻みに頷きました。 なんなんでしょう。この恥ずかしさ。 
いたたまれなくなりました。 

ちなみに次の日、雑用がずれ込み、 
随分遅くに店に着くとランチの看板が
下げられていました。
 「ランチ、もう終わりましたよね…?」 
するとあまり見なれないその店員は答えました。 
「キッシュならまだ大丈夫ですよ。」 
 また、頷くしかありませんでした。
(終) 



※おまけ

さてさて、その一週間のち
レジで店員に初めて声をかけられたのです。
「お勤めはお近くなんですか?」

私はカタコトの日本語で
「ソレダケは 言ワレヘン」
と去りました。

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